2008年11月21日金曜日

COBOLとVB

 今では当たり前となったクライアントサーバーシステム・LANもそれが出た当初は
革新的というか革命的な出来事でした。当初はNetWearというソフトがLAN構築で
はデファクトだったのですが、マイクロソフトがWindowsNTを出して猛追、一方で
UNIXをサーバーに使ったシステムも隆盛で何が主流になるのかまだ分からない
時代がかつてありました。
 その時COBOLやPL/Iをホストで組んでいた私は焦りましたねー。結果的にVBの
技術者に転向するのですが、これが後々SAPの開発をするのに役立ちました。当時
はようやくイベントドリブンという言葉が一般化しはじめた頃、COBOLから見ると「イ
ベント?」「何それ?」ってな時代でしたから。
 私はVBのバージョン4.0から入るのですが5.0になり6.0になり.netになり・・・、すっ
かりVBとは縁が切れてしまいました。でも基本的なところは変わってないように思い
ます。誤解を覚悟で言えばイベントドリブンとは画面入力に対する振る舞いに過ぎ
ないように思うからです。
 コンピュータで大切なのはデータをいかに加工するかですからね。プログラムは
何度でも作り直せると思いますが、データは1回きりしか収集のチャンスが無いこと
は珍しくないと思います。

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