2007年3月31日土曜日

今、サンプルコーディングとか書いてます

なかなか更新が遅れがちですいません。今、CRMのサンプルコーディングを自分のホームページにアップするべく奮闘中なんですが、なかなか時間がとれなくてすいません。ここも数日間、お留守にしちゃいました。英語で発信もしたいから記事を英文で書いたりね。慣れないことはするものじゃぁないですね(笑) これから先ソフト業界にインパクトとなるのは工場労働者で問題となっている「偽装派遣」「偽装請負」の問題が飛び火してくることです。まだどういう形になるか見えませんが、要注意のトピックですよ。特にフリーエンジニア=個人事業主の人は身の振り方も考えないといけない事態に発展するかもしれません。

2007年3月25日日曜日

昼は昼飯を食べる時間です

だらだらとした会議をやって何も決まらないってことは少なくないですよね。
昼休みになってもいつまでも端末に向かっている人もいたりします。
でもちゃんと休まないとかえって効率が悪くなるだけだと思うんですよね。
もちろんキリの良いところまで仕上げとくって目的なら良いと思いますが。
私の場合、メモを付箋に書いてキーボードやディスプレイのところに
貼っておきます。思いついたことやら中断した作業の再開箇所とか・・・。
こうすることで思考の中断を最小限にできますよ。

だらだら仕事するのだけはやめましょうよ。オンとオフのメリハリがしっかり
つけましょう。

2007年3月21日水曜日

次工程はお客様

「次工程はお客様」という言葉を知っているでしょうか。要件定義をしたらSEに丸投げ、設計したらPGに丸投げ、社内外の力関係で理不尽な要求を下流工程に押し付けてないでしょうか?PGはPGで単体テストをしたらSEに丸投げ、SEは結合テストをしたら、コンサルに丸投げ、何か手落ちがあっても「そんなことは言われてない」とか「言われたとおりに仕上げただけだ」で押し切ってませんか?もし、自分の次がお客様だったら、そんなやり方で済まされるでしょうか?そして要件定義書~運用テスト結果まで成果物は全て納品されるのが原則だとするならば・・・。

2007年3月16日金曜日

技術屋の心を学ぶ

日本の製造業の強さは下請けの優秀さにあったという話があります。そして昨今の製造拠点の海外移転やさらなるコストダウンで苦しんでいる町工場は数多くあると思います。そして町工場の実情というのはなかなか私たちの目に触れ、耳にする機会も少ないでしょう。でも彼らの「思い」こそ物作りの原点なのだろうと思います。マイナーな作家ですが小関智弘氏は旋盤工でありながら小説家・詩人としての著作があり、そうした現場の空気を感じさせてくれる数少ない証人の一人です。
我々システム屋は相変わらずの人手不足、以前に比べて厳しくなったとはいえまだまだその品質や姿勢を問われることは少ないように思います。であるがゆえにこうした物作りの人たちから学べることが少なからずあるように思います。システムは芸術品ではなく一品もので作られる工業製品に似ているところがあります。また例えプレハブ住宅であっても施工業者次第で出来不出来があります。
技術屋のマインドを学ぶことがまず言語を覚え手法を覚える前にあってしかるべきだと思うのです。

2007年3月11日日曜日

データフローダイアグラム

皆さんはデータフローダイアグラムをご存知でしょうか。汎用機全盛期のときにはかなり有効性があるといわれた手法です。データの流れと機能を中心に記述する方法です。まずこの手法を覚えると要件定義フェーズはスムーズにいくと思います。また他人の書いたわかりづらい要件定義書をこれをメモ書きして分解していくと理解が早く進みます。現在はオブジェクト指向ですので古臭く感じるかもしれませんが、コンピュータ処理はイベントとプロシージャー(手続き)の組み合わせです。そして正規化をしっかりマスターすることです。失敗プロジェクトに万が一参加してしまっても自分ならこう設計するのに、という仮説を常に立てる習慣が必要です。そうすると力がつきますよ。

2007年3月9日金曜日

SEの休日

このブログを読んでいる人はさぞかし仕事ばかりしているように見えるかもしれません。そして休日は自宅でお勉強・・・。実は何もしてませーん(笑)というかフィットネスクラブに通っています。岩盤浴でもマッサージでもなんでもいいんですが、ボディとメンタルのメンテナンスしていないと、特にこの仕事は「おかしく」なっちゃいます。酒も悪くはないですが、酒に頼って眠る習慣とかは絶対つけてはだめです。体壊しますよ。没頭できる趣味があればそれにこしたことはないのでドライブでもテニスでもゴルフでもカラオケでもバンドでもなんでもしたら良いのですが、もし無趣味だったらフィットネスに通うといいです。 
 なかには自宅サーバまで立ち上げて家でもコンピュータをいじくり倒している人がいますが、楽しいから続くのであって無理したら続かないです。勉強する時間は確保しつつも発散し気分転換する日を必ず確保したほうが良いと思います。

2007年3月7日水曜日

昼寝の効用

皆さんはお昼休みはどう過ごしているでしょうか?弁当を食べながら仕事をしている人もいるでしょうし、同僚や上司・部下と食事したり色々でしょう。もし可能ならば10分くらいの昼寝を取ると疲れも取れますし、午後の仕事の効率も上がります。寝すぎはいけないのですが、短い睡眠は非常に効果のある方法ですよ。ただ客先に常駐してたりすると周りの目がありますよねぇ。こうした根拠のあることが認めてもらえるようになると良いのですけど。

2007年3月5日月曜日

海外サイトは難しくない

 英語というと敬遠する方が少なくありません。しかし特にプログラミングの情報、サンプルコードを探す場合はそれほど高いハードルではありませんよ。というのもコーディング自体を読むことは可能です。単語の断片的な解釈はできますよね。ですからコーディングと知っている単語を手がかりにそれが何を意味しているかを理解することはさほど難しいようには思えません。精神論は個人的には好きではないのですがようは「やる気」なんですよね。
 人に教わることはもちろん大切ですが、自分で調べていくことはよりスキルが強く根付きます。私自身行き詰ったとき、誰も現場でそのやり方を知らないとき、海外サイトを様々な検索ワードで探します。たいてい見つかるものですよ。見つからなくても代案を思いついたりするから不思議なものです。

2007年3月3日土曜日

ERPの功罪

 ERPの出現によってシステム開発の有り様は大きく変わりました。半完成品のパッケージソフトに必要なシステム設定(膨大なパラメータを与える)を行い、さらに追加機能があれば付属の開発ツール用いあるいは外部とのインターフェイス機能に別の開発ツールでプログラムを作成するという、10年以上前は珍しかった開発が当たり前のように行われるようになりました。
 ここで生じるメリットなんといってもエラーデータがパッケージの中に入りこまないため一定のデータの精度が確保されることなんだと思います。プログラムとデータどちらが大切かといえばデータです。極論すれば、仮にプログラムを消失してもまた作れば良いのですが、データはその時点でしか取得できなかったり重要な取引情報であったりすることが少なくないからです。
 一方で促成栽培のコンサルタントが増加し、かつ彼ら彼女らがシステム開発の主導権を握ってしまうことです。一番おそろしく感じるのは技術的な裏づけのないまま追加機能の仕様を決めてしまい、おそろしく複雑なプログラムが出来上がることは珍しくありません。彼らの多くは残念ながらプログラミング理論や開発言語の特性を知らないのです。いくらでも代案が用意できたのにと悔しい思いをすることはコンサルタントの資格の無い私にはよくあります。従って、追加機能が整理されず全くERPの利点が生かされないシステムになることもあります。ERPの特性と開発に習熟した中間的立場の技術者の育成と評価の向上は不可欠だと私は感じることがよくあります。