2007年2月9日金曜日

成果物の考え方

システム開発プロジェクトを進めるに従い、数多くのドキュメントが作成されます。プログラムとともにこれらのドキュメント類を成果物と総称するのですが、その代表的なものが要件定義書・基本設計書・詳細設計書の3つだと思います。もちろん運用手順書やテスト仕様・テスト結果なども重要ですが、とりあえずこの3つに絞って話そうと思います。まず要件定義書と呼ぶに値するものは、ユーザの業務が定義されていること、このうちコンピュータ化される部分が明確に分かること。このコンピュータ化される部分を読めば当該機能の基本設計書が作成できることが条件です。基本設計書は少なくとも処理概要と入出力デザインと入出力の項目定義が最低必要だろうと思います。そして基本設計書が全て揃った上で詳細設計書に着手するのが理想です。なぜならば共通機能の導出をここで行いたいからです。そして基本設計書を見れば詳細設計書が必ず作成できることが必須です。詳細設計書は間違いなくこのドキュメントを見ればプログラムが作成できることこれが理想です。なかなか私も理想通りのものは作れないですし、作らせてもらえないことも少なくありませんが、設計書はかくありたいです。

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