2007年2月26日月曜日

数学を少しだけ

SEというと数学的知識が要求されると考える人も少なくないかもしれませんが、実際に事務処理=アプリケーションソフトにおいてはほとんど要求されません。これはアプリケーションSEの人なら分かるでしょう。でも論理回路と集合論については学習しておいたほうが良いと思います。
 スイッチ理論とも呼ばれる論理回路は例えば論理積や論理和などの概念が学べます。これをコンピュータ言語に置き換えるとIF文やCASE文でありテストパターンの設計にも応用が利きます。
 集合論ですがこれはいわばリレーショナルDBに応用が利きます。WHERE条件の無いSELECT文が全体集合だと考えて見るとイメージしやすいんじゃないでしょうか。
 もっとも厳密にはリレーショナルDBの理論は集合論とは少し違うようなのですが。いずれにせよ真と偽で構成されるブール代数の考え方と対応します。
 微分積分のような複雑な計算や数学的素養は初歩を学ぶうえでは必要ないので数学の入門書などを読んでみるとプログラムやプログラム設計というものが見えてくると思います。

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