2007年2月20日火曜日

クリーンデータを投入せよ

夜間バッチ処理の処理結果を毎朝運用担当者が確認するのは一応正しいと思います。しかし夜間バッチの処理が終了した段階で初めてエラーデータが混在していることが判明するようなプログラムが組み込まれており、実際にエラーデータが夜間バッチを流れてしまうとするならば、翌朝あるいは発覚した時点の深夜あるいは早朝からの対処が要求されてしまいます。これを防ぐ設計が最低限運用を考慮した設計と言えると思います。そして理想的には何度でも再処理が可能であることが理想的と言えるのではないでしょうか。実際、会計システムでは一度転記された仕訳は消去は会計制度上できないので100%の再処理可能なシステム作りは無理としても転記直前データまでは完全に再処理できること、転記結果が一覧できることは必須でしょう。そしてクリーンデータが保証されるよう入力側のプログラムでしっかりとしたエラーチェックが実装されていなければなりません。「何を当たり前なことを言っているんだ」と言う人もいますが、実際、こうしたことができていない失敗?システムは意外と多いものです。

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