2007年2月13日火曜日

簿記2級をとろう

私のブログの読者はアプリケーションエンジニアを想定しています。アプリケーションエンジニアはネットワークや基盤系のエンジニアと異なり深くOSやらネットワークについての理解は要求されません。もちろんこうしたことに造詣の深いスーパーエンジニアであれば言うことないのですが、私も含めてそんなすごい人にはなかなかなれないでしょう。スキルと呼ばれるものは仕事を通じて身につくものが圧倒的に多いと思います。そうした意味では私たちのようなアプリケーションエンジニアがサーバのOSをインストール・設定し、ルーターやら通信機器を設定をし、ログインユーザの管理をし、ネットワークの監視をするということは、まず無いと思います。それではアプリケーションエンジニアの武器・強みはなんでしょう。それはユーザの業務にいかに精通しているかなんだと思います。しかし、まずその基本は簿記です。企業に対応するとなると最低日商2級のレベルが欲しいところです。簿記を理解したうえで実際の業務を構築すると、もちろん教科書と実務には相違点は少なくないのですが、システム全体が見えてくるようになります。簿記が全く分からない人間が会計システムの導入や運用に携わっている例を少なからず目にするにつけ、薄ら寒い思いをするのは私だけでしょうか。

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